Imaginantia

思ったことを書きます

日記 230616

ご無沙汰しております。最近はなんかなんやかんやでした。色々とランダムに書き記しておこうとおもいます。

6/10 V

唐突にやりました。なんと私は今まで (映像の) Vをやったことが無かったんですが、この日はfotflaさんが予定があるということだったので、折角だしやってみようかなと思って5日くらいから作り始めました。

元々やりたかったんです、流体でVJやったら楽しそうって。日記 230101 におけるVJのテーマは流体だったし、私とVRChat 5年目の流体の目標はVJでした。

その時考えてたのはまず3次元で、もっとパーティクルとかがちゃんと見えて、きらびやかなイメージでした。ぶっちゃけ言うと中山晃子さんの感じがやりたかった。

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自然発生するディティールです。素晴らしい。某氏の言う某に近いと思います。

まぁ、それ自体は諦めてはいません。が、今回はそんな余裕は無かったので、すでに作ってあった2次元流体のコードをベースに色々と弄ることにしました。篠田さんのやる穏やか (と私は受け取った) な感じには合うんじゃないかと思ったので (だからやるか、ってなったんですけど)。

 

5x5に合わせてUV区切ったり。あと各画面を圧縮して1次元に見せかける (断面を作る) と動きがキモくなって楽しいよねとか。あとは何もしなくても適当に色が流れてくる仕組みとか作った。

PC画面だとまぁなんとも言えない感じなんですが、GCでテストで見た感じは結構アリだなあってなってました。

 

ただ本番はですね。

いやー。最初めちゃ焦りました。なんかよく言う話がよくわかりますね。なんでこのタイミングでおかしくなるんやろな。申し訳ない。

あとGCはブルームが激しいので「どれくらいから白色なのか」がよくわかんなかったんですよね。もっと黒ほしかったってfotflaさんに言われました。わかる。

初めてDJ横でやりましたけどあの位置で確認するのかなり不可能ですね。personal mirror とかカメラとか置こうかなと思ってたんだけどすっかり忘れてしまった。おはぎりふりふに髪弄られたままだったのに気づかなかったし。

色々と経験不足を感じましたが、とりあえず1度目をやれてよかったなと思います。

2度目は当分やらないです。多分またソフトを0から作るところから始めます。

6/14 絵馬

私が昔から追ってる音楽ユニットである Sound Horizon の7年振りのフルアルバムがやっと出たので延々と聴いてました。

昨日やっと「真エンド」を見ることができました。

はい。

この話をするとどうしてもオタクっぽくなるのでアレだったんですが折角なのでつらつら書いておこうと思います。

 

なんて言えばいいかな。まず総収録時間は240分で、曲数は基本的な範囲で45くらいかな…?まぁ曲らしくないものが1/3を占めてますけど。

で、CDじゃなくてBDで出てまして、1曲再生が終わる毎に (BDのメニュー機能?による) 「選択肢」が出てきて、それを選ぶと再生される曲が変わると。

で、経てきた選択肢によってエンディング曲が変わります。なので全部聴くためには… みたいな。

要は変なコンテンツです。変な媒体と言ったほうがいいかもしれません。

 

昔から SH はそういうところで限界を越えたことをやるので好きでした。今回ここまでなるとは思ってませんでしたが、1つの終着点を見た気持ちです。

何よりやばいのはこれをコンサートでそのまま再現しているところです。プレミアム席には「選択権」があって、当日の選択によって次の曲が変わる。

それだけでだいぶやばいと思いますが、エンディング曲は1公演1回しか聴けないわけで、エンディングは16個あって、全部で18公演です。限界にも程があるだろ。

なんか調べたら「コンサートの攻略wiki」があってウケたし。何? なんとかギリギリ16エンド全部見れてて凄いけど。(でも「その先」には行けなかった…)

私は1公演にしか行きませんでしたが色々眺めていて楽しんでいます。

 

色々とこの楽団に思うところはあって…「文脈」の使い方がめちゃくちゃ強いんですね。ずっと。言葉・メロディ・台詞・音、その他諸々に情報を圧縮して送り込んでくる。

だからね、私は文脈の使い方では絶対に勝てないなって昔から思っていたんです。なので勝負どころを変えて (文脈を用いた創作の方向を否定して)、今に至っているのだと思います。

「自分と対極的な創作」をやっている人がいる、というのは端的にありがたいことだと思います。

 

今回、「ユーザに選択を迫る」という点で、interactivity 方面に媒体が寄ってきた、という状況があります。そういえば随分前に twitter に流れてきた動画でどっかの VR 動画で選択肢が選べる~みたいなやつありましたよね。

一般に interactivity には確かに嬉しい部分があると思います。が、それを素直に受け入れられるかは状況に依る。自分がこれまで物語の中にちゃんと「居て」、選ぶのであれば納得はあるかもしれません。しかしただの視聴者が選ぶだけだと没入も当事者性(責任)も無く、ただ「もう一つの選択を見られなかった」という気持ちになってしまうかもしれない。

だけど今回のこのアルバムは、まぁそのあたりについてはちゃんと考えてます。正確には、「わかってやってる」ことがわかるように、色々が組み立てられてます。ちょっと暴力的な解決だろうとさえ思うけれど、それを良しとするようにこれまでの文脈が積み上げられているのです。

そのちょっとずるい感じと、それでも私達は受け入れざるを得ない (受け入れることに大きな抵抗が無い状況に持ち込まれている) ところ、ほんと勝てないなぁと思います。

 

一切人には勧められないけど、私は好きです。まぁ一般に、「変なことをやる創作 / 媒体の名前がつかない創作」が私は好きです。

6/16 Humanity

これはおまけ。さっきエンディングまで行きました。Unity製だったのね。

ゲーム的にはパズルです。パズルとしてはそこそこ難しくそこそこ大変な感じ、まぁそういうジャンルとして良かったと思います。

ゲーム性以外でどうかというと、まぁゲームに沿ってついてきたくらいの要素だった…かな。でもちょこちょこ「違うゲームが始まった」という体験があったのは楽しかったです。

要はこれは「群衆を動かせるという基礎要素があった上で、構造を積み上げる」という作られ方をしているゲームだと思います。そういう組み立て方は私は好きです。

強いて言うならパズルになり過ぎちゃった、って思うけど、まぁそうなるしかなかったのかな、とも思います。本当の意味で「その先」が見えることって殆ど無いですよね、ね…。

でも「なかなか無いゲーム」として楽しかったです。うん。

おわり

最近、いろいろと… というか、まぁ、タスクがあります。はい。永遠にこれをやってると思います。

それに集中するためにその他をさっさと終わらせようという気持ちで色々なものを消化してきました。ここまでは良い調子です。

仕事がふわふわっとなっていてちょっと問題ではあるんですが、まぁ… どうしようね。いい感じになることを願うしかないが。

なんであれ、当分は自主制作は無しです。…うっかりやっちゃうことはあると思うけど。

でも幸いにもそこそこのもの (Knot Puzzle) が出来たあとなのでよかったなって。

がんばっていきます。

では、また。