今日はずっとBlenderとHoudiniと戦ってました。それ以外何もしてないと思う。
データフォーマットを決めたのでそれに従ってblender上でマップを組んでいきます。途中で色々変えたりもしたけど、なんやかんやあって14個出来ました。
そこそこね。そこそこ。
で、それをどうにかしてゲーム中の見た目にする為にー…メッシュを生やしました。Houdiniで。
ベースモデルが多分できた ことになった pic.twitter.com/LoVCH0DYjf
— phi16 (@phi16_) 2020年8月18日
壮観ね。
元々の型紙みたいなやつには単純な移動可能領域の形状だけじゃなくて、橋を置く場所とか異空間と接続する為ののりしろとか、そういうのがポリゴンとして表現されています。
それらをとりあえず撤去するのが最初のライン。その次は異空間を接続してあげる部分。
そうするとこういう単純な図形になるので、これをどうにか膨らませて洞窟にしてあげます。
ちょっとおもしろいのは、これは見た目通りのトポロジーじゃないということ。
同じ位置だけど違う点であるものが結構存在するのです。これは「この地面の境界を壁とする」ようにしたことによるもので、つまりここには壁が生えます。
なんかゲーム制作tips的な話で、こういうマップを作るときは偶数番目のマス目のサイズを縮めてあげればいいみたいな知見があったりする (どっかで見た) んですが、まぁ今回ポリゴンが直接そういう接続情報も保持できるので…。
こう綺麗に縮めるのは実際難しくて、これは Subdivide → Smooth でやってます。そう悪くはない。
あとこのマップには「穴」が存在するので、それを保ちつつ天井を塞ぐ必要があったり。その過程で PolyBridge くんが爆発したり。
— phi16 (@phi16_) 2020年8月18日
よくわからないながらも適当にオプションをいじるとなんか治る場合がそこそこあって、こう、三日坊主さんの気持ちがよくわかりました。もうそれでいいんじゃないかと思える程度にはHoudiniは結構よくできている、のかもしれません。
いろいろ、いろいろなことをやってまぁこれになりました。すごいいい練習になった気がします。あ、そうそう、ForeachでFeedbackするやつを理解したりしました。ちゃんと欲しい機能が存在しているのはありがたいです。
あと Group Promote とか Group Expression とかめっちゃ使った。ちゃんとHoudiniを学ぶめちゃくちゃ良い機会になってよかった。
というわけで今こんな感じです。
まだ壁とかを生やしてないんですが、どちらかというと純粋なモデリングをしてから Copy したほうがいいかなって思ってるので Houdini フェーズはほぼ終わりです。
ところでこのモデルはゲームの進行用の判定には使えないと思うので、そのゲームデータはそれはそれで作らなきゃいけないんですよね、そういえば。そういえば。
テキストで書いたデータからテンプレートのメッシュを生やしてHoudiniに投げるみたいな…ことができたらめっちゃかっこいいけどな。まぁわんちゃんないわけではない。
ただ今回は手で書いたほうが多分速い。
なので今後の工程はー…「プロップを生やす」「ヴィジュアルを弄る」「ゲームにする」「音を追加する」という感じです。…日付大丈夫か?
あと3日ですよ。今回の制作、ゲームロジックが一瞬で書き終わることを前提にしている気がするんだけどそんなことはなくない?
というかportalっぽいものを実装しようとしているのでマジで自明ではない、実は。
まぁ、期間内に終わんなくても完成はさせますけどね…。
やっぱしんどくない?これ。これ一日前に終わっとくべきだったフェーズかもしれん。
明日中にC#をほぼ書き終えたいですね。私Unityのビルドとかもよくわかんないし。
あ、ちなみにHDRPは本当にやめて、さらに多分まともなライティングもやめます。全部UnlitでToonyに行こうと思います。
今回「光」が必要なんですが、ちゃんとそれを配置するのは厳しい。という感じ。
そういえばそのためにもある程度Houdini作業はまぁ残ってますね。まぁまぁ。
…いややっぱり時間足りなくない?
あ。そういえばタイトルが決まってないんですよ。どうしよ。
"Behind the Dark" とかいいなとは思ったけど検索で結構出てくるしな…。
今検索したけど black out もいいですね。でも "Behind Black" はちょっと語呂が悪そう。
あ、"Black Behind" はありかもしれません。って思ったけど余計な意味を持ちそうだなこれ。
こう、「暗闇を通る」ことと「暗闇の原因」みたいなことのダブルミーニングくらいになると嬉しいんですよ。
んー黒系難しいから光の否定とか… あー nothing もいいな… sight もいいですね、「本当はその存在には視えているんだけど人間が操作しているから見えていない」んですよね。
というか私達は「観えてないのに暗闇の中を歩ける存在」になるのか。とするとこの方向はめちゃくちゃいいですね。
第六感的な接頭辞ないかな…意味わからんな。「光以外の視界」みたいな感じのアレとか…
「越える」系なんかなかったっけ… oversightは違う意味だしな… hyper… あー sur か。でも sight には合わないね。
あー! "blindsight"! これだわ!「光以外」から来ました。はい。
しかも実在する言葉…というか実在する現象なのか。ちょっと余計なアレはあるけど悪いことはないです。同じ意味ですから。
悩んでたことが決まりました。よかったね。
こういう思考過程・試行過程はなかなか残らないものなんですけど文章書きながら考えると残るの面白いですね。
さて。
明日は本来は作業があんまり出来ない日なんですけど…ちょっと。様子次第では作業日にします。
というかちょっとぶいちゃをおやすみしようかな。明日中にゲームにならなかったらおやすみして集中します。
そんなかんじで。おやすみなさい。