Imaginantia

思ったことを書きます

日記 0818

今日はー…なんだったんだろう。いえ。いろいろやりましたね、そういえば。

まずGameJamのアイディアがやっと固まりました。ゲームとしての私なりの要求をある程度満たす案がようやく出てきてよかった。これはそう複雑なものではありません。

…あ、ここから考えていた案をどばどば全て記すのでもしも純粋な体験をしたい人がこれを読んでいる場合は適当に飛ばしてください。

 

ゲームというより体験的な媒体として、今回は「暗闇の中を記憶を頼りに歩く」というのを軸に据えました。これは暗闇になるときにちょっとpanicになるし、記憶違いの場所があったらなおさらpanicになるので良い感じです。

で、記憶はまぁある程度はできます。ある程度以上だとしんどいと思うんですが、私はそういうしんどさは好きではありません。なので別軸の新要素がほしかったのです。

最初に思いついたのが私の好きな「歪んだ空間」でした。要はループしてるはずの通路が実際にはループしてない感じ。それは記憶がおかしくなるという点でpanic的ですし、難しさを提供するものではありますが解釈を正しくすることで頭の負荷を減らすこともできるはずです。良いこと。

だけどそれはちょっと異常すぎるかなって思ったので、小さな要素が欲しくなりました。

そこで思いついたのが「穴」と「橋」と「壁」です。が、この話を語るにはもう一つ別の文脈が必要です。

 

昨日は「屋敷の掃除屋さん」みたいな話をしたんですが、どうにも具象的すぎてあまり、という気持ちになっていました。

いろいろ考えていくと洞窟でいいんじゃないかと思ったんです。だけど電気を消す意味はよくわかんない。

だから自分が洞窟に潜む側になればいいかなって思って。多分その事実は最後に明かされるんです。叙述トリック的な。

そうすると物語的には「一度探索されたダンジョンを元に戻す工程」で、まぁある種の「ゲーム裏事情」的文脈を受け持つことになります。楽しそう。

で。

元々電気だと考えていた要素はそうではなく、なんらかのエネルギーとしての解釈が自然です。魔法とか。

そうすると魔法で物体生成が出来たりとかしそうだから、壁が生えてたり (きっと敵をそこで止める為なんでしょう) 穴に橋が掛かったり (通りたかったんだと思います) してもいいわけです。

、その魔法の大元を潰すと「壁は通れるようになり」「穴は通れなくなる」。抽象的にはぴったり逆の挙動をする要素になります。

ここから、「明るいときには通れないところを何も見えない状態で推測のみを頼りに進む」という新要素を思いついたわけです。または「明るいときとは違うルートを進む」という成分もあります。

というわけで。これくらいあったらなんとかなるかなって思った。あ、あと「穴だけがある場所」は奥が見えるという点で要素に取り入れられますね。推測でどこまで正常に経路を復元できるか。

穴には落ちないようにしようかと思ってたんだけどまぁ暗闇なら落ちるよなぁ。落ちましょうかね。

 

そんな感じで、今日はちょっとマップを作ろうとしてました。

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blenderでちまちまポリゴンを生やしてあげて、これらをベースにHoudiniで洞窟を自動生成したいわけです。できそう。

多分明日…というか今日はこれをやる日にします。あとついでにマップを作り切る日、ですね。

装飾用に木箱とかも置きたいよね。まぁいろいろ。

うまくいったらいいなー。あ、そういえば今回はゲームがほぼstaticなので動くことを考えなくていいんです。ありがたいですね。


アイディアを固めてマップを作り始める前に、ふと積まれていた Journey をやりました。

最初から最後まで付き添って貰ったっぽいです。向こうも初めてっぽかったかな?楽しかった。純粋に良い空間だった。

ぐっと新しい何か、みたいな感じではなく、ただただ良い世界だった。

あと全体的に抽象度高めに作られているんだけど布の具象性が高いのが良かったですね。そして汎用性。よいデザインだと思います。

 

それはそれとして What Remains of Edith Finch のことを思い出す機会がありました。Lewis の話がめちゃくちゃ好きです (まぁアレ好きな人多いでしょ、絶対)。なんだか近い感じがするし。

あれはねー。本当にこう、がある者の結果だなぁと思います。ストーリーもモデルもインタラクションも全て。アレが評価されるのはわかるし、アレが評価されにくいのもわかる。

だけど多分私はこれが作りたいんだと思う。正確には、評価されにくい程の良い体験を。良いと言わざるを得ないような意味のわからない体験を。

なので私個人としてはめちゃくちゃ刺さっている作品なのでした。まぁやって悪いことは一切ないと思うし、一度何かの媒体で見たとしても自分の手でやることに「重み」はあると思います。私がそうだったので。

これほどの力、欲しいですね…。切実に。

 

今日はあと謎の会がありましたが、まぁそんな感じです。はい、そんな感じです。

とりあえず今の私は Houdini で遊ぶこと以外に出来ることは無いので、なんとかやっていこうとおもいます。

もう6時になっちゃったね。まぁやることがほぼ決まっているので大丈夫…でしょう。はい。

では。おやすみなさい。