Imaginantia

思ったことを書きます

日記 0725

今日はおだやかな日を過ごしました。唯一穏やかでなかったのはtwitterの画像表示に失敗していたことです。

マジでこれのせいでしんどみあったのでしんどいですね。それが無ければ最高の一日だったと思います。

結構いろんなことがあった…と思ったんだけどまず午前が無かったわ。久々に寝すぎました。

あとはtwitterして、某配信を見て、誤字を直して、優勝して、寝る前ちゃんが最高で、進捗をして、最高になって、今に至ります。

とても良い日でした。一生に2回くらいの良い日です。

 

今回初めて流体シミュレーションを触りました。FLIP やってみたいとか思ったけどとりあえず Stable Fluids をなぞるところから始めました。それはそう。

こう、意味のわからない式にちゃんと立ち向かうとほぼ自明であることに気づくという体験、有限回しか出来ないのでよかったですね。

やっぱり抽象じゃないと意味がわからないと思うんだよな。まぁ抽象って意味の世界ですしね。

で。

実装に至る為にいろいろ文献を漁ったんですが、なかなかこう、「全て」が書いている文献ってなくないですか?

つまり Navier-Stokes 方程式の導出から始まって、ベクトル場に対する記述を離散化して、その実装手法を紹介し、具体的実装の為に solver を整える。

導出は結構前に見た これ が参照には良さそうな感じではありました。具体的すぎて読みにくいですけど…。

あと今回見つけた これ はめちゃくちゃ良くて、一部なんか謎の工程 (Δt掛けすぎじゃない?) をしている気がするんですがまぁ概ね全てがまとまっていてよかったです。

ちなみに世の中にある実装は結構オリジナル論文と処理の順番が違うみたいですね。なんか派生があんのかな。知らんけど。

 

で、まぁなんかバグらせてて。Δp = ∇・u になるようにしたはずの p が一切そんな素振りがないのでなんか怪しいです。まぁ直します。

こう、言葉ではわかっても実際にどうなるかが「理解」できてないケースはやっぱりあって。Gauss-Seidel も今回「そうとわかって」書いたのは初めてな気がするんです。

Wikipediaみると対角成分取り出してて不思議な気持ちになるんですけど書いてみるとそれは自明ですね。疎の気持ちとGPUの気持ちは結構似ているのかもしれません。

私は結構行列が苦手です。実は。まぁなんか「値」を表す行列はいいんですけど、空間全部とかだったりすると結構わかりません。

多分それは「行列以上の構造があるはずなのに無くなってるから」なんでしょうね。疎行列とかは「接続グラフ」みたいな考え方のほうが自然そう。まぁつまり参照するテクスチャ座標のリスト。知らんけど。

これでだいぶいろいろ「わからない感」を無くせたのでよかったよかった。

あとはバグを直して「やりたかったことができるか」試して、あとはなんかいい感じのvisualを作ったらアレはなんとかなるかしら。

やりすぎないように注意しつつですね。今日の夜は作業時間にできそうなのでその間に終わるといいな。


おまけに謎解きの話を書こうかと思ったけど色々考えて書くことなくなっちゃったな。いろんな側面があるように見えて最終的にはどこに因果を見出すかに収束しそうです。

逐一「何に拠って何が起きるのか」を確認することがあの世界ではできるはずで、それをすれば何も問題は起きないはずで。

それが出来ていないのはまぁ人類~って感じですね。「純粋に音を楽しむための設計」であることを理解する能力、みたいな…?フロアの分離とかロッカーの存在とか雨のUIとかねー。

いやまぁこれは難しい話なんですけどね。「設計の問題」なのか「遊び手の問題」なのかって、簡単に区別できることではないんです。

ただ少なくとも純粋に音を楽しむ為の空間ではないのではないかと思ってやってくる遊び手は無視して良いんじゃないかと思いました。その否定を先に仮定してほしい。

一階下で「純粋に音を楽しむだけではないのでは?」となって、色々終わった後で、「純粋に音を楽しむ為にある」ことを再確認してほしい。そう設計しました

その二択の間で常に揺らぎ続けていてほしい

最終的には恐らく「純粋に空間を楽しむ為にある」となってくれると思っているんです。そしてそれは「ワールド」に纏わる普遍的な願いだと思います。

その辺なら「謎を受け入れる」という選択が出来ると思うんですよね。世界として。

 

いや、そうなんだよ。存在する謎を全て解かなきゃいけないと思うなら現世の未解決問題にもっと人類興味出てくれなきゃ困るんだよ。

まぁだからやっぱり「謎解き」と捉えられているというのは結局あれは「誰かの作ったワールド」だと認識されているってことなんだろうな。

逆に言えば「ワールド制作」という観点が薄い人たちからすると、純粋に「世界」として捉えられるのかもしれない。

知らんけど。


まぁなんか色々終わったら文章書いたりはしようと思ってるので、誰かの求める「正解」についてはそれを参照していただきたく。

書けることいっぱいあって大変ね。そういえばぶいちゃ来て初めてシェーダで作った面白いものが「傾く水」だったんですよ、私。ここまで来たんだね。

その辺の色々も書いてみたいね。いつになるかわかんないけど。

 

おやすみなさい。