Imaginantia

思ったことを書きます

higher-equivalence

哲学。

AとBは等しいのではないか?みたいな疑問に対して考えるべきことはまず1つ。

ある入力を与えて違う結果を返すなら、その2つは違うもの。そうでないのならそれは等しいと。

それで大体の単純な哲学っぽい疑問は解決するんだけど、それ以上に「本当にこれは正しいのか?」と思う人たちが考えるべきは次だ。

等しいという世界線と、等しくないという世界線、その中で差があるならばその思考に意味がある。無いなら意味はない。

これは哲学を別に否定しない (思考に影響を与え行動に影響を与えているから)。もしもそれでも気になるなら。

2つの世界線に差がある世界線と、差がない世界線。その差はあるか?

を考えれば良い。結局頭をどこまで動かしたところでその思考自体に意味はない。どこかで止まってくれると思う。

そしてここまでの考察には意味がある。何故なら永遠に同じ命題に頭を巡らす必要がもう二度となくなるから。


「バレなきゃ犯罪じゃない」は紛れもなく正しい。何故ならバレていない場合「犯罪であるケース」と「犯罪でないケース」に差が無いからだ。

だけどこの話を倫理と絡めて言及する人がいる。それは重大な歪みだ。自分と他人の発言内容が仮定している前提をちゃんと理解して喋ってほしい。