読んで字の如くではあった。ファッションとはfashionであって流行だ。
空気を読むことがファッションなんだと思う。特に、空気に溶け込むこと。
それが流行っている、流行らせている主体が存在し、それを客体として受け取ることがファッションという概念だ。
だから「自分の好きで在る」ということはファッションではないのだ。
世の中には「自分が在る人」と「自分が無い人」がいる。多分。どちらが良いとかではないのだけれど。
ファッションについていけるのは後者で、そうじゃない者は行き場が存在しないのだ。
その点、これを考慮しない場が存在するというのはとても良いことで。
特に「ローカルファッションの塊」みたいな空間は中間の人たちにとても丁度よいのだとおもう。