Imaginantia

思ったことを書きます

雑記 230502

おうち一周年でした。折角なので前から度々思うことをメモ程度に書いておきます。

なんというかまあ、ふぉとふらさんと私はよく「合う」なあと思っています。一つの話題で共通とかそういうレベルではなく、複数の話題という話でもなく、なんか根本的な、根底から「合う」感じがします。

対してどちらも「これまで」は結構違うルートであったようなのです。私は情報工学とインディーゲームの人間です。ふぉとふらさんは理論物理と同人音楽界隈の感じらしいです。でも今やってることは同じだし、考えてることもいつも近いです。

なかなかないです。ほんとうに。幸せなことです。

とは言えじゃあ偶然なのかというと (大きな偶然はまぁ色々とあるんですが) 完全にはそうではなくて。思うところとしてやはり学んできた分野に基づく哲学は大きいのではないかと思っています。

情報分野と物理分野は真逆な感じもありますが (実際真逆なところはあるんですが)、共通部分として「仮想的な世界を考えがち」な印象があります。世界を好き勝手に生やすことに抵抗がない。共に「モデル」が重要な学問です。

情報だと (特に私は論理学側の人間なので) 「こんな仮定を置いたときにどんな現象が起きるか」ということを嫌という程考えます。もはや常に。物理では方向は違いますが、「こんな仮定を置いたら整合性が取れるのではないか」ということをまた嫌という程やる学問なのではないかと思っています。

そういう意味で「世界の扱い方」には慣れてるところがありそうで、結果的に日常会話での「言葉の使い方」が似通って話が通じやすい。どれくらい仮定が共有されてるかとか、自分の知らない仮定があるかとか、これがわかれば相手に伝わるだろうとか、そういう思考の程度が似ている気がしています。(これが全然違う相手と喋るのめちゃくちゃ大変なんです。本当に。)

別にこれは常にうまくいくわけじゃないんですが、それはそれで学習できますし。あと私たちはいろんなことを (別にそんな話は一切していないんですが) 基本的に自己責任でやる傾向があって、コミュニケーションの多少の失敗が何か問題になるような状況に最初からしない、ということも (何も言ってないけど) 自然に達成されている感じがします。

まぁ究極的には「どちらも "science" という哲学に基づいている」というところなのかな、と思っています。私は。

その上でふたりとも適度に「雑」で、おかげで今おうちに捨てなきゃいけないペットボトルが溜まってたりしますが、まぁ「問題」になる前に片付ける程度にはちゃんとしています。

なんであれ色々と近くてコミュニケーションコストがほぼ0で、居やすいのです。そんな感じです。

 

まぁ多分うまくいっている1つの要因はやはり (暗黙的に) 自己責任的である、というところなんだと思っています。お互いの行動に (強制力を持って) 口を出すことが無い。

全人類これができればもっと平和になると思います。マジで。

あとどこかの理学問を修める程度の論理的知性があるとだいぶコミュニケーション取りやすくて嬉しいと思います。せめて「仮に」という言葉の意味くらいわかってくれるといいんだけどな。これ出来ない人めちゃくちゃ多くないですか?慣れるとそんな枕詞入れなくても平然と仮想的な世界の話ができるのでめちゃくちゃ喋りやすいんですが。

ところで私は (いつも何も言っていませんが) 周りの人達がどれくらい「対話できているのか」を測ろうとする傾向があります。周辺にまぁちょっと気になる人がいないでもないんですが、それでも殆どは「ちゃんと話せる人」で、良い環境にいるなあと思っています。理由としてはシンプルに "経験量" かなとも思っていますが…。

 

なにはともあれ、いつでも楽しいお話ができて私は幸せです。これからも作業と共にのんびり生活をやっていきます。よろしくおねがいします。