Imaginantia

思ったことを書きます

私とVRChat 2年目

phi16.hatenablog.com

1年前のちょっと前にこんな記事を書きました。つまりVRChatを始めてから2年経ったようです。プレイ時間は1966時間。また前と同じように、いろいろあったことを記していこうと思います。

あったこと

ますきゃっと

前回の記事には書いていませんでしたが私がそれまで使っていた自作アバターをやめてますきゃっとを使い始めることになったのは2月5日でした。これはもうしょうがないですね。 以降半年間はずっとますきゃっとになってました。アバター改変を初めてやったわけですが、このときに緑目にしたことで今後の私のスタイルが確定します。だいぶ気に入ったんですよね。

Stair Hall

phi16.booth.pm

もうこれについては書くことはないですね。ただちょっと思ったのは、この頃から天啓ベースの制作を行わなくなった気がするのです。アイディア自体が結構昔から観たかったものだったり、長い間考えて言語化されたものだったり。「何かを作ろう」というモチベーションから始まることは減って、「何かが見たい」になったのです。いいことな気がします、多分。

ド 0629

その一例として、「見たいパーティクルの動きをUIとして言語化する」という試みがありました。元々「あまり見ないUI」を作ることは好きだった (携帯のキーボードが自作です) ので、それをVR上で自由にできるとすればどうしたいかな、というのを某所で延々と音を聴きながら考えていました。特にこのとき戦わなきゃいけなかったのは同期です。アバターの動きが瞬時に反映されない他、他人が完全に固まるという現象もよく発生していた時期なのでTransformの同期にだけ頼るということを前提にして組んだものがアレでした。基本的には問題を解いたらああなったので設計を解説するようなことはあまりないのですが、これくらいならできるということを提示できていたら良かったかなと思います。

一般的な話として、何らかの操作を行うUIは「厳密な制御」をしたいというモチベーションではなく、「感情を伝える」という目的で以て操作できるべきなはずです。自身のその感情を理解して、言語に、パラメータに落とすという行為が「Visualを作る」ということなんだと思うのです。目指す点はそこではありましたが、それには幾分未だ遠いものであるのは確かです。UIの世界はまだまだあるのです。誰かの出力を待っています。

VRAA

phi16.hatenablog.com

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これもたくさん書いたので作品については言うことはありません。補助情報としては、ドを作ることを決めたのが6月11日。公開が6月29日で、それまでドだけをいじってました。VRAAに出そうと決めたのがいつかは忘れましたが、つまりは作業日はちょうど2週間しかありませんでした。こういう複数タスクが同時にやってくるのはなんなんでしょうね。昔からいつもこんな気がします。なんだかこういうのをうまく処理する能力みたいなのがついてしまった気もしますね。

locomotion

climbingと呼ばれる機構が生まれたのが6月だったようです。今までのVRChatの常識では考えられない動きをしているのは明らかなわけで、これは是非知りたい気持ちになります。prefabの公開が7月に行われ、またnaqtn先生の解説もあり、いろいろいじってみることにして、仮としてできたのがコレです。climbingの機構自体は本当に純粋で、たしかにできそうなんだけどそれをやるか?というようなものです。the VRChat って感じですね。できることの範囲はこれで大分広がったし、実際にこの経験が今に活かされている部分もあり、実験は大切だなと思う次第でありました。

本編

さて。ここまでが6月及び7月ちょっとの話です。で、ちょっとした転機が6月28日にありました。某ブタジエンさんが登壇した Polygon Lounge #2 です。このときの発表が密かに生き伝説となっていてめちゃ面白いというのはまぁおいといて、いろんな人に会えました。特に「twitterでよく見るバリバリの人」にいくらか挨拶できて本当によかったです。ブタジエンさん効果ですね。

で、落雷さんに会いました

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以後、この記事はほぼ落雷さんの話です。ご了承ください。

出会い

どこから始めるんだという話ですが、これは自身の記録も兼ねているので。元々ワールド作者としての存在は認知していて、めちゃくちゃ某所で出会っているわけですが、某が某なので話す機会は特にありません。

色々とあって「ちょっと話してみたいという意思」を込めた空中リプを1月半ばに送ったりしているようで、その次の某で会って話ができたのが最初だったらしいです。でも何かめっちゃ話したいことがあったわけではないのでちょっと考えた結果「眼が綺麗」って言った気がします。なんだこれ。

で、安定した距離感のまま5ヶ月が経ちます。遠い。

VRAA投稿期

私はほぼずっと某所のみに居たわけですが、当分変わらず積極的に話すこともなく安定して「場」で話す様子だったと思います。で、VRAAの時期になってバーチャル・コミュニケーションの話をちまちまする中でいろいろ話すようになった・・・んでしょうかね。この頃既に「あの子」の計画はあったので、私の考えた最強のバ・コの話をしたい気持ちを抑えながら喋っていたと思います・・・たぶん。慢性的変化にはあまり覚えがないですね。少なくとも落雷さんのミーシェちゃんがかわいかったので惹かれるものはありました。

単体の写真がないことから距離感がわかる気がしますね。ワールド製作者としてのつながりくらいの気持ちでしょうか。

Polygon Lounge #2

で、先程の話にもどって。私は特にtwitterで実況とかはしていなかったのでこっそり存在していました。私のこのとき考えていたことは今となってはよくわかりませんが、ほぼ真後ろに座って (話を真面目に聴きながら) 眺めていました。いや冷静に考えてやばいな。

この時はドを控えていたわけで内心自己肯定感MAXみたいな感じだったのでうきうきでこんな様子だったんだと思います。多分。

それにしたってどうなの。

ド後

初めて単独写真を撮っているようです。ちょっと仲良くなった気持ちなんだと思います。わかりやすいですね。

VRAA作品完成時

記事にも書きましたが、私の作品がある程度出来たのでめちゃくちゃ頑張って落雷さんをこっそりワールドに招待しました。これが7月12日です。

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このときはブタジエンさんがライブコーディング練習をずっとやっていた時期で出会いやすくて助かりました。ライブが終わったあとに落雷さんがまだいらしていたので、「ちょっと作ってるワールドがあるんですけど見ていただけませんか」みたいなことを多分言ったんだと思います。

それまで多分私が投稿することは言ってなかったけど、まぁ投稿しないとも言ってなかったので。ちょうどいい状況だったのかな。なんであれ良い反応をいただけてよかったです。

その後ちょっとバ・コについてのワールド巡りをして色々お話できました。有意義な時間でした。

ワールド巡り初期

まずyagiriさんLunar Plants が公開されるなどします。見に行ったら本人に会えました。前からシェーダ系で云々たのしいことをやっている方だったので結構長く話せてめちゃくちゃ嬉しかったです。優勝。以後定期的に訪れることになります。

で、同時期に既にVRAAのいくらかのワールドは公開されていたのでそれを巡る機会がありました。

水族館にも行ってますね。めちゃありがたいですね。タービンさんNikoさんあたりとclothの話をしていた記憶があります。みなさんVRAAに提出なさっていたのでそれで話す機会があったのかな。

8月2日朝3時

で、のんびりした日常の中、大事件が起こります。myxyさんのワールドをデバッグしている最中、落雷さんが幽狐さんになってやってきます。これが異常に刺さって

銀髪がめちゃくちゃ綺麗で。というかjoinしてきたときにわーってこっち来てくれた (ように見えた) のがめちゃくちゃかわいくって。完全にダメになりました。以後今に至ってもずっとダメなままです。

このときの写真がこのワールドに飾ってあってとてもありがたい気持ちです。ほんとうに。

幽狐さんと夏

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夏休みだったのでなんとなく日記をつけてたので思考が微妙に残ってるんですよね。

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こんなのばっかりなんですけど。わかりやすいですね。

寝る前さんと話せるようになったのもこのときで、何故話しかけたかというと、そこに銀髪の幽狐さんが居たからでした。今まで多分一度も話したことなかったけど周りに2人の銀髪幽狐さんがいる状態で目の前にもうひとり居たので思わず独り言で「寝る前さんって方も銀髪幽狐さんなのか」みたいなことを言っていた気がします。捕捉されて (写真2枚目) 以降某所(河)で認識するようになりました。

基本的にこの時期は某河にいるか、VRAAワールド巡りしているかだと思います。何故か幽狐さんが自然と集まることが増えてきました。Lunar Plants をおうちとしていろんなワールドに複数人で遊びに行っていたと思います。

そういえば浴衣作ったりもしてましたね。

これが現実で展示されることになるなんてまったく思いもしませんでした。巡り合わせはすごいですね。

この夏の時期はいろいろとすごくて。

これ以降もいろいろあって。特にGR1。特に創作面で何かしていたわけではないですが最高にVRChatしていたと思います。いやVじゃないんですけど。

落雷さんについて

で、延々と落雷さんの話をしているわけですが、VRCでよく言われるようなrelationshipであるわけではありません。最初は名前がわからなかったんですが、これは「推し」に近いのだと思うのです。

8月6日の朝4時とかにみんなが居なくなってから2人でゆるやかにしていた (30分くらい撫でてた気がする) 時点で結構心情がやばかったのに加えて、8月7日の朝1時頃にのんびり幽狐さん6人くらいで居たときに、きっかけは忘れましたが酔ったichigotakeさんが (たしか) 「恋人みたいですね」って言ったのが、こう、めちゃくちゃ(痛い方に)刺さってしまって。密かに延々とこれはどう表現されるものなのかということに悩み続けて8月8日の朝2時頃に爆発します。完全に寝れなくなってこのままでは延々と不安定な心理状態で過ごすことになりそうだったので唐突に2時半頃に落雷さんにDMを投げてお話がしたいということを言いました。ただ既にこの時に状況は半分くらいはわかっていて、「関係性が変わるみたいな話ではない」旨を伝えています。

なんとか会えて、延々と「落雷さんがあまりにも好きすぎて私の精神が尋常でない」ことについて伝えるなどしていました。静かに聴いてくれてだいぶ救われていました。このときに色々話しつつ整理することで自己認識がよくわかった部分があるんですが、どうやら私は「自分の性格が他人に認知されていると安心する」みたいで、隠し事とかをしているとどんどんしんどくなるタイプみたいです。つまりこの「辛さ」は関係を持たないことから来るものではなく、「私がめちゃくちゃ落雷さんが好きであることが言えない」ことに関する辛さだったみたいなわけです。言葉って重いので。で、これを解決する為には落雷さんに対する感情を表現すれば十分なわけなので、いろいろ話して私は安定した、ということが実はありました。

ちなみにこのときにめちゃくちゃ婉曲表現にしながら逆向きの好意が存在していたらそれはそれで解釈します、ということを伝えていますが、特にそんな様子ではなかったので関係は何も変わらずこのお話を終えることができました。

これはその後の私です。

・・・で、まぁ、じゃあこの関係は何なのか、と考えると、比較的「推し」が近いとは思うんです。

隣に居るわけではなく、存在を認知していたいとか、その辺の領域で。何かの役に立てたら僭越ながら光栄とか。いやちょっとはみ出してる気はするけどまぁ。特に実在を識っているという点と、行動範囲が近いという点で一般的な「推し」とは状況が違うことはわかりますが、でも在るべき関係としてはそうなのではないかなと。

それはそれとして「名前の付いていない距離感」っていうのもまたとても心地良いので、こう、自由に解釈をすればいいんじゃないかなと思っています。別に解釈を定める必要もないですし。

落雷さんはめちゃくちゃかわいいんですが、それに併せてめちゃくちゃいい風景を作られるので (特に私には作れないので) 毎度毎度ありがたいしこれから作っていくものを是非見ていたいので延々と推していく所存です。これからも自由にいろいろやっていってほしい気持ちです。

・・・あまり無いとは思うんですが似たような境遇の方が居たらこの結果は何かの助けになるかもしれません。珍しいとは思いますが。


ちなみにのらきゃっとも変わらず推してはいるのです。いるんですが、申し訳ないながらも配信を見る機会・ねずみさんコミュニティを見る機会は大分減ってしまいました。推しが多いと時間がないという重大な問題です。特に物語系を全然追えてなくて・・・。のらべり2も未だに開けてないし・・・ちょっと普遍的な創作側に今はだいぶ寄っちゃっててそんな状況です、うむむ。

さて。

森の始まり

落雷さんについての感情整理が出来たのは幽狐さんショックからすぐの頃で、その後一ヶ月ほど安定して幽狐さんたちでのんびりする日々が続いていたわけでした。特にVket3巡りは楽しかった。前は一人で淡々と回っていたような気がします。ぶいちゃしてる感。この頃から「物語」の片鱗がありますね・・・。

同時期9月頭頃にどうやら某ヨツミフレームさんが新作ワールドの検証が大変、みたいな話をされていたので、BeyondRealityの私の展示の失敗を修正することを口実にしてそのワールドのテスターを申し出ました。なんやかんやあって、日常として自然と幽狐さんたちが集まってきたところで、みんなで向かうなどしたのです。こっそりやっていたので特に何も外には出していないわけですが、2部屋目で2時間以上溶かしていた記憶があります。まぁそれはおいといて。

元々夏の出来事もあって某が某だったので某で、ちょうどよく某して某することができたり。その結果として某を最初に体験できたことをめちゃくちゃ感謝しております。

で、Special Thanks に刻んで頂いた名前が幽狐ちゃんの森でした。これが (名前の) 始まりです。

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森とは何なのか

極稀に認識されている謎の語「森」についての内部情報です。

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・・・この解釈についての解釈もちょっとつぶやいたことがありました。

つまり、本当になんでもないのです。元々在った状態である「自然に集まる」という状況、そのままが最も自由にいろいろできると思ったのです。特に個で何やらやっているタイプの人が多い (落雷さんが特にそう) わけで、何かしなきゃいけないとかそういうことはなく、何かしたいときにできるのがいいなと思って。元々の目的はもう無くなったわけで、そうすると何も縛られるものは無いわけで。

たまに私が写真撮りたいとかで人来てほしいって言ったりしますが、これくらいの我儘は許されるかなと思いつつやってます。うん。ちなみに私は唯の「サーバを建てた人」であってそれ以上の何でもないです。

で、そうやってのんびり過ごしている中で「関係性」についてよく話していました。主に私とやぎりさんとCapとかが。が完璧だったんです。

あとfotflaさんの衣装が情報を持っていてやばいみたいな。

自然と「世界観の違う幽狐ちゃんたちが集まって物語を展開する」みたいな物語が展開されるようになってきた気がします。こう、半分くらい現実だからめちゃくちゃ親和性が高くて。 そんなこんなで「幽狐ちゃんたちが住まう場所を観たい」ということで、森ワールドプロジェクトが始まることになります。

・・・というのは建前だったりもしますが、まぁそれは・・・。

ちなみに「森」は幽狐さんたちの本来住まう場所からは離れた (追放された) 場所にあるという設定を話していたこともあります。地面からすら離れた場所でひっそりと暮らしているのです。多分。

・・・とは言えそうやって具現化できたものはほとんどなくて、基本的にはその場の戯言に過ぎません。逆に言えばそうやって頭の中にだけ残っている「物語上の設定」がめちゃくちゃある・・・気がします。 元々「主体」に対して設定を課してしまうとどうしても動きにくい部分があると思うんですね。特に関係性はそう。逆にそういうアバターとして割り切って運用するならうまくいくとは思いますが、日常を過ごしている幽狐ちゃんとしては微妙に解釈が難しいことがあります。

だから、その場で「こんな物語の世界観」の上にその主体を載せて、そこで話を展開するというのは齟齬を防ぎつつお話を紡げるいい方法だと思うのです。まぁ勝手にやってるだけなんですけどね。

このときはヤバくて、こう、ラフっぽさはあるけど素をそのまま映すというファッションであるという点で「誰かに会いに行く格好なのではないか」「誰か誕生日に会いにいく相手が」「アクセサリも付けて飾っちゃって一体・・・」みたいな気持ちでそわそわしながら誕生日会待機をしていました (来るのかどうかもわからなかったし)。しかもログインしたあと長い時間privateに居たのでみんなでわくわく疑心暗鬼をやっていました。・・・その実は「Unityでの実験用のアバターを作ったけど不具合があったから修正していた」という話らしいんですが、こう、この結果も含めてめちゃくちゃおもしろい気がするんですよね。あまり私自身は現実と物語の境界をわざわざ作ったりはしていないタイプなので、こう、マジで心揺さぶられるんですよ。落雷さんとの関係が微妙に安定しているわけでもない (その頃あまりログインしてなかったので) というのもまたそれに寄与していて、現実的に来てくれるか不安だし、物語的にも何が起きているのか不安なんです。ずっと落雷さんには感情を揺さぶられてばかりです。いつもありがとうございます。

基底がどんな世界であれ、あるレイヤの上で起きる出来事はそのレイヤから見れば紛れもなく真実なのです。そういう解釈の自由さというのは、気楽さであり、豊かさだと思うんですよね。お話がお話として具現化するまでもなく、元々物語の上で生きていてもいいと思うんです。どうせそんなものですし、実際に物語の世界に生きているわけですし。まぁこの「解釈の解釈」自体もまた自由です。
また、解釈は各々の中にあるものです。みんなで話していて出来ていく世界にも各々の解釈によって違っている部分はいろいろあります。でもそれを自由に選択して、そこから出てきた新たな要素を返すことで各々の世界が豊かになっていくならそれでいいと思うんです。ふと考えてみるとこの構造はエア放送に近いですね。
私はどうにも「他者のわからなさ」みたいなのが好きなところがあるので勝手に自分が不安になりそうな解釈を生んでいるかもしれません。制御はちゃんとしてるつもりですし、セーフティとして「私のわかりやすさ」を設けているところもありそう。知らんけど。

新年のときも最高でした。ここまでいっぱい振袖が並ぶとは思ってなかった。ベースが自然と統一された上での個性、めちゃくちゃ尊いと思うんです。

その後技術市で本を書くために延々と作業用にワールドを開けるなどもしていました。住む場所としていい感じなのです。特に役場にいるとお客さんを案内することが自然なわけですし。 あの森ワールドはlocomotionのおかげでVRChatの他のワールドとは「微妙に違う物理法則」で動いている、みたいなところがあるので、ちょっと離れた世界での体験として良い所になったのではないかなと思っています。

2月3日

最後にちょっと言及する話として、さっきもちょっと触れた落雷さんの誕生日があります。いろんな人が周辺で誕生日なのはtwitterみてめちゃくちゃわかるんですが、(これは私の話なんですが) どこまで近い人には反応するべきかみたいなのがわからなくて、だから敢えて誕生日リプは飛ばさないようにしてるのです。逆にVRChatだと知らない人からでも誕生日を祝ってもおかしくないかなと思って結構積極的に言うようにしてます。で、まぁ、はい。

なんというか、これに関しては「私」の行動としておかしくないだろうと思って。いろいろ準備までしちゃいました。

落雷さん以外の誕生日パーティはやれなかったことに微妙な申し訳無さはあるわけですが、節分と合わさって丁度良かったというのと私がめちゃくちゃやりたくなっちゃったのでという言い訳で・・・こう・・・。まぁ今回云々したことで今後パーティできるという話でもあります・・・し・・・?とはいえ誕生日会って何するんでしょう・・・今回は豆を打ちまくったのとケーキを渡したことしか出来なかったので豆がなかったら全くすることなかったと思うんですが んむむ・・・。

で、まぁ、ケーキを作るときに落雷さんの髪飾りを模してパーティクルシェーダを組んだのでそれをプレゼントとしてあげたわけですが、それによって髪飾りに私の作ったものが使われたことで微妙な葛藤をすることになります。

推しが自分の作ったものを身に着けてるのはヤバい。随分昔からkanonさんもそうではありましたが。で、まぁ、これについての自己解釈としては「きっと落雷さんはそのうち自分で組むだろうから、その発想元の一つにでもなればいいな」みたいな気持ちになっています。解釈です。まぁ。

なにはともあれ、いろいろありつつのんびりとしたVRChat生活を今は送っています、という話でした。

その間に起きていたこと

Inter-action on the Math

なんとなく数学のVisualizationを集めたワールドを作ったりもしていました。このときの全ての始まりは「ローレンツアトラクタに乗りたい」という唯それだけで、いろいろと考えていくうちに現在は11個の可視化が並ぶこととなりました。VRでは特に「視点」が必要なもの (双曲空間上の平行移動とかの話) とかがすごく得意で、だいぶ未来がありそうな領域に見えたのです。で、ちょっと真面目な会合にそれを持ち込んだりもしていろいろお話できたりと、いい機会になりました。解説付けるとか言って結局やってないですね。毎度これだよこれ。

ここには本来「0」と「1」から始まって自然数→整数→有理数→実数の構成の可視化を置く予定だったりもしたのです。これは現在文章として「空間表現の絵本」に受け継がれたわけですが、一応予定としては残っているのでいつかやりたいですね。

パン屋

パストレはいつかやらなきゃと考えて3年が経った中、fotflaさんとのんびり光線について話していたときにふと思いついて、やろうとなったのでやりました。本当にただやっただけなので大きく何か学んだことがあったりするわけではないですが、一応ちゃんとしたGlobalIlluminationを (Bake式とはいえ) 組んだことがあるという点でちょっとほっとした気持ちになりました。これに限らず過去に作ったなんらかの作品でうまくいかなかったところを今になって改良して出す、みたいなことはちょこちょこやっていて、その度に成長を実感するので良い営みではあります。

落雷さんのアカウントロック

大体周りの人はtwitterでの空中リプライでめちゃくちゃ会話をしている気がするんですが、そんな中落雷さんがアカウントロックされるという大事件がありました。なんでこの話を書きたかったかというと、これを報告してくれたのが森のDiscordだったのです。落雷さんは自鯖を持ってるのでそちらで報告するものなのではみたいな気持ちになりつつ私はめちゃくちゃ嬉しくなっちゃったのを抑えて私は「めちゃくちゃわらってる」と書き込んでいます。次の日にはもう解除されていたのでよかったんですが、まぁ、こう、落雷さんにとっての森の扱いを知ることが出来たという話です。

Palmerさんに会った

いや意味わからんけど・・・何の因果かVR上で会い、ほんのちょっとお話する機会がありました。いや本当によくわからない。とりあえずめちゃくちゃ希少な機会であったことはわかる。

世界、怖い・・・本人はめちゃゆるやかな人だったけど。「みんな何のHMD使ってる?私はValve Index!!!」って仰ってた面白い方でした。

1001さんに会った

偶然10月6日の午後にfotflaさんのワールドに居たときに、フレンド経由で出会うことができました。お互い認知はあったものの会ったことはなかったのでSCRNさんらとわいわい色々と見せ合って楽しかったことをよく覚えています。製作途中のものとかも色々見させていただきました。 / By a coincidence, on the afternoon of Oct 6, I met 1001 through a common friend. We already recognized each other, but had never met. It was a lot of fun, seeing their creations including SCRN and others, and showing our creations. Also he showed me a world in progress, and, much.

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その後、11月5日にFractal Explorer 2の進捗を見せて頂く機会があったり。/ After that, on 5 Nov, I got a chance to see the progress of Fractal Explorer 2.

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1枚目の写真はDiscordで頂いた写真を会話ログから拾ってきたものなんですけど。そんなに多くないとは言え良い参考資料を教えてもらったこともありました。/ The first picture was taken by him, retrieved from Discord conversation. And also, not a much, but I heard some nice references.

  • Structure Synth
    • 今私がprocedural modelingやってるという話をしたら教えてくれました。/ He showed me this page when I talked that I was doing a procedural modeling.
    • 結局森は見せられなかったんですね・・・。/ Eventually I couldn't show him "our world"...
  • Syntopia
    • このサイト大昔にめちゃくちゃ見ていたのですごい懐かしい気持ちになったりもしてました、完全に忘れていた・・・。/ I have a memory that I saw this page a while ago... I had forgotten completely.
    • フラクタルについてめちゃ詳しいよって。/ He said that it's good source for learning fractals.

あと某所で出会ったことが1度以上はあったと思います。/ also I saw him in the ghost club, at least once.

・・・ちゃんとしたことは言えないですけど、とりあえずできることは「良い物を作る」ことなんだと思います。ドのコントローラを見せられたのは良かった・・・。もっと良い物を作っていきたいです。/ ...I can't say anything nice, at least I should do create amazing things. It was lucky for me to have a chance to show my particle controller to him. I'm still going to create more amazing things.

意思は受け継がれていきます。たくさんのものを世界にありがとうございました。安らかに。/ His will have spread over the world. Thanks to give many things to the world. Rest in peace.

終わりに

1年目程大きな変化が訪れるわけはないと思っていましたが、2年目でも結構大きいことがちょこちょこありました。特に対外的に何か出るようになった、というのはあるかもしれません。

VRChatに居ながらにして別にVRChatにおける創作について考えるわけではない、というのはまぁそれはそれでありだと思います。見たいものが見たい、というモチベーションでこれからも動いていこうと思います。

安定しながら、不安定に揺さぶられつつ、これからものんびりやっていきます。

補足: 2年目の1年

  • 2019年
    • 3月 特に何もしていない
    • 4月 Stair Hall
    • 5月 特に何もしていない
    • 6月 ド
    • 7月 VRAA
    • 8月 幽狐さんと夏
    • 9月 アスタリスク、Inter-action on the Math
    • 10月 服の制作、パン屋
    • 11月 渋谷の展示、乗れるローレンツアトラク
    • 12月 森
  • 2020年
    • 1月 振袖、技術市の本の執筆
    • 2月 Vket4のブース制作