今日は進捗をしました。すごい。
起きて、問題整理をやって、ついったーしながら書いて、ついったー見てると進まないことがわかったのでTweetdeckとKrileを消して、書いて、夜になって、Tweetdeckを開いて、たーびんちゃんちを聴きながら書いて、終わりました。
問題整理をやった後に今日やることを決めたことがすごいよかったです。できる目標はなんだかやる気になります。Udonのイベント管理系とあとCustomRenderTextureを自由に扱える環境の整備をしたのでもうあとは爆速です。ほんまかな。
少なくとも燻りはしなそうなのでゆっくりVRChatする時間は取れそう。また作戦会議もしたいですしね。
でもやることを決めた後になかなか手が動かなくて。なんかこれは頭を動かすべきだなと思ってちょっとテーブルの周りを多分40周くらいしたんですけど。
その過程で「CustomRenderTextureの十分な大きさ」とか「内部に格納するデータフォーマット」とかを決めたんです。RGBA32で足りるかなって考えたけどまだ埋め込みたい情報があるからRGBAFloatにするべきかなとか。こういう小さな領域でも最小限を目指そうとして結構頭を使ってしまっている気がします。最終的に今はRGBAFloatの4チャンネル全部使ってEXRで保存したんですがそれでも足りなくて1要素に2ピクセルつかった5チャンネル分になったりしています。それが本当に必要なのかについては色々考えたんですけど。
最小限を目指すというのは高速化の成分も持つので良いことではあるんですが、なかなかそれで制作の時間を食ってしまうのはあまり良いとは言えない。でも癖みたいなものなんですよね。うーん。ちゃんとこれを自覚していればまぁいいのかもしれないけど…。
なんであれ今はいい感じの感覚があるのでとりあえずは大丈夫そうです。次やることも決まっていますし。うんうん。
今日は現実をやらなきゃいけない日なので大きな進捗は出せなそうですが、それに対応して予定していることもそこまで大きくないのでぴったりそうです。
おまけ。今日こそおまけに書くことがなくなりましたよ。
解説とかって書くの精神力が要りますね。日記に書けることではなさそう。予め覚悟があれば別ですけど。
あ、そうそう。私のつくったものに対してのコメントみたいなのがあるとそれは確かに「返答」という形で文章が書けるんです。思い出しました。
そういえば以前GLSLスクールでVRChatのシェーダー文化を紹介した時の動画を最近youtubeでも公開させていただきました。phiさんパートは4:38~と7:53~辺り。
— 坪倉輝明@メディアアーティスト (@kohack_v) May 28, 2020
本当に何もわからんだったのでわからんわからん言ってるだけの動画ですが、素晴らしい作品をありがとうございました。https://t.co/1dfAAKzW3j
私はtwitterで感情を書くのが苦手で (正確に言うと書かないようにしていて) 、日記でならということが結構あるのです。こちら、いろいろ「わかってないなりに」遊んでいただいているのが観測できて本当にありがたい限りという状況でありました。はい。
アレについては「終わらせるためのお話」を書いたにも拘らずまた記す予定があるのでおいといて。ちょっと思うところがあったのが「一貫性の境界」です。これについての説明は多分どこにもしてないんですよね。
あの説明文は敢えて難しく書いている部分があるんですが、書いている事自体は真っ当です。「一本のポール」によって視界が二分されるとき、その境界で起きることは見えないが故に問題なく映る。即ち一貫性を持っているんです、あれは。という意図なんです。(英語名が "It is still consistent" なのです)
とはいえ確かに「奇妙であると観測される」のは確かです。そういう点で、「複雑な世界構造を見たときに人々はどこまでが一貫性があると捉えられるか」みたいな解釈もありなのかもしれません。いいはなし。
普通でない空間構造はこういう方法ならわりとなんとか作れるんですよね。あと私は未だにやったことがないんですが「視点」じゃなくて「視界」を使う方法もあって、これは実は結構色んな人が作っています。即ち「見えていない領域は何をやってもいい」という解釈で、視界の裏側をこっそり変化させるやつです。随分昔からVRChatにはあった気がします。
さてはて。
Inter-action on the Math は元々触っていて楽しい感じであれば良いと思っていたので今こうなっているわけですが、まぁ意味を知りたい人はきっと意味を知りたくなりますよね。わかります。
ただちょっとおもしろそうなのは、例えばローレンツアトラクタ知っている人はそこそこいる (と思っている) ので、わかんないって言っている人に対してそれを補足する人が生まれ得るんですね。知っている人は恐らく手前の球の3つの数字の意味がわかるだろうし、ルベーグ積分のところにあるリーマン積分板の意図もわかってくれると思うんです (あれは比較なんです)。
「解説が無いことによって理解を努力する」のはなんだかいいなとは思うんです。どうせVRChat、だいだいのことに詳しい人がいる世界です。全ては無理だとしても部分的に解説ができる人はたくさんいることでしょう。全てを解説できる人が居たら教えて下さい (私は2-adicをどこから説明すればいいのか毎回悩んでいます)。
で、まぁそれを念頭に「この動画」を観てくださった人は何を思うのかなって考えてみると。坪倉さんの「わからない」という発言にある程度の救いがありそうな気がするんですよ。
きっとそれぞれに意図があることはわかってもらえる。でもその詳細はつかめない…けどわいわいインタラクティブに動かしている図は「もしかしたら行ってみたらわかるかも」と思える成分があると思うんですよ。それは興味を引くにはとってもいいなと思うんです。ありがた。
さらにわかる人にもそれはそれでいい塩梅になっていて、例えばローレンツアトラクタはやっぱり大きく2つに分岐するところが見たいと思うと思うんですよ。でも動画にはそれは現れなかった。きっと予測はできるけど、見てみたさ自体は増幅されるんじゃないかなぁ、とちょっと思うんです。双曲平面も自分で歩いてみたいですよね。ですよね?
まぁそういう人が居たのかどうかはわからないわけですが、わからない人が居るというのは世界全体にわりといい影響を持つのかもしれないなと思った、ということです。
…まぁ、解説は書きます。書きたいので書きますよ。
と、ちょっと思ったところで大昔のアンケを思い出しました。
[poll] ワールド "Inter-action on the Math" について 一番やってほしいのはどれですか (選択肢以外はなんかで)
— phi16 (@phi16_) 2019年10月3日
みてくださいこれ。90%の人が解説を希望しています。私はコンテンツの追加と拡張しかしていません。なんとユーザフレンドリーでないことか。
でもふと思うと33.9%は直接解説を望んでいる部分があるんですね。計算すると21人です。そこそこいますね。
ワールドに解説を設置したい1つのモチベーションはやっぱりいつでも見られるからです。でも直接疑問を聞いたりする場はそれはそれで楽しそう。ちなみにDMで質問を飛ばしてくださった海外の方とかもいて面白いです。
まぁ私のスタイル的にはワールド設置&質問はtwitter宛、が一番素直な気もしてしまいますね。でも直接読む側の話も聞いてみたいな。ワールドに解説を設置したときに直接解説もする会をやろうかしら。
結構あそこ気に入ってるんですよ。私がほしかったワールドなのではそれはそう。
考えてみれば2つの需要があってどっちも満たせるならどっちも満たすのは非常に自然です。解説会、しましょうかね。まず解説を建てなきゃいけないんですけどね。
案の定そこそこおもしろギミックにしたい感情があるので (具体的には「一貫性の境界」を取り入れたい) 作るのには無駄に時間が掛かります。でもたのしいから。てへ。
まぁ、今は某をやるので時間はありません。そのうち機運を高めていきたい。
おわり。
追記。
そういえば "Inter-action on the Math" という名前の由来ですが。まぁなんとなく思う通り「インタラクティブな数学」を指し示すのはそうなんですけど。
数学には作用 / actionという概念があって。"action on " で「 上の作用」なんです。なので数学に作用する、ということで「数学の概念をいろいろいじれる」みたいな意味合いなのでした。
で、"inter-action" には単なる「インタラクション」という語じゃなくて原義の「相互-作用」を想起させる意図があって、数学の概念をいろいろ弄ることで何か概念の理解を得るとか、解釈を得るとかで「遊ぶ側に数学が作用」してほしいなという願いが入っています。そういえば。
つまりは数学をゆるく遊んでほしくって。それでちょっと数学に対する気持ちが変わったらそれであのワールドは十分なんです。
思い出したので書きました。